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新会社「ONE DEJIMA」においてパートナー2社からの出資受け入れを決定
<2024年3月12日、長崎> – オーシャン ネットワーク エクスプレス(ONE)はこのほど、長崎に設立した新会社「ONE DEJIMA」について、株式会社十八親和銀行およびアンカー・シップ・パートナーズ・グループとの間で資本提携を結び、各社が新会社の株式を取得のうえジョイントベンチャー化することで合意しました。また、3月22日に長崎市内で長崎県および長崎市と企業立地協定の調印式が執り行われる予定です。
十八親和銀行は、長崎県の全域をカバーする稠密なネットワークと地場企業との強固な信頼関係を有し、「ONE DEJIMA」の設立にあたっては、県内随一の金融機関として多くの経験・ノウハウを提供頂いています。アンカー・シップ・パートナーズからは、船舶ファンド事業で培った関係者との信頼関係を糧にONEや金融機関などとの架け橋として、またプロジェクトマネジメントに関する高い知見を通じて「ONE DEJIMA」設立時から支援を受けております。
また出資企業2社とは別に、熊本県の次世代海上コンテナ輸送研究所(AOCTEL)や、ONEの業務効率化の支援等を通じて協業関係にある株式会社構造計画研究所からは、「ONE DEJIMA」の業務効率化や価値向上に資するノウハウの提供を通じてサポートを受ける予定です。
「ONE DEJIMA」は現在、5月の営業開始に向けて着実に準備作業を進めており、長崎県・市からの支援を受けて、その取り組みをさらに加速いたします。パートナー2社からの資本参加と協業実績のある構造計画研究所からの支援を通じ、各社の強み・ノウハウを持ち寄ることで、「ONE DEJIMA」の事業運営を早期に軌道に乗せるとともに、長崎に根付いたエクセレントカンパニーとして成長を目指してまいります。
関連資料
<参考>「ONE DEJIMA」について
■長崎市に新会社ONE DEJIMAを設立、2024年4月に営業開始へ(2023年12月)
Ocean Network Express Pte.Ltd.は2023年12月11日、新会社「ONE DEJIMA」を長崎県長崎市に設立し、2024年4月の営業開始を目指すと発表しました。詳細はこちらをご覧ください。
オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)について
オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)は邦船3社の定期コンテナ船事業統合により誕生したコンテナ海運会社で、2018年4月にサービスを開始しました。事業運営会社をシンガポールに設立するとともに、地域統括拠点を香港、シンガポール、英国、米国、ブラジルに置き、世界約120カ国をカバーする180以上のサービスネットワークを通じて、信頼性が高く迅速な国際定期コンテナ輸送サービスを提供しています。
株式会社十八親和銀行について
十八親和銀行は、長崎を地盤とした地方銀行2行が、2020年10月の合併により誕生し、株式会社ふくおかフィナンシャルグループの一員として、高度かつ多様なサービスを提供しております。 長崎県経済の発展に寄与する「顧客満足度No.1銀行」を目指す姿として掲げ、地域社会の豊かさや持続可能な地域経済の発展に貢献することを目指しております。
アンカー・シップ・パートナーズ・グループについて
日本における唯一の船舶投資ファンドの運営会社として、我が国海運業界、金融業界およびこれに関わるすべての関係者の発展に貢献すると同時に、「投資ファンド」の枠を超え、自らの機能と知見を活かし社会に必要とされる存在を目指し、実現する会社です。
株式会社構造計画研究所について
構造計画研究所は、工学知を用いて社会の諸問題の解決に挑む技術コンサルティングファームです。1956年に構造設計事務所として創業して以来、「大学、研究機関と実業界をブリッジする Professional Design & Engineering Firm」として、建設・防災、情報・通信、製造分野や意思決定支援など多様な領域に事業を拡げてきました。工学知をベースにしたエンジニアリングコンサルティングおよびプロダクツサービスの提供を通じて、複雑化する社会課題の解決に日々取り組んでいます。