長崎の新会社「ONE DEJIMA」で開所式、社員・関係者が参加し飛躍誓う

＜2024年4月23日、東京＞ – オーシャン ネットワーク エクスプレス（ONE）が長崎に設立した新会社「ONE DEJIMA」（遠山直人社長）は１９日、５月からの本格的な営業開始に向けてオフィスで開所式を開催しました。開所式にはＯＮＥのシンガポール本社や、「ONE DEJIMA」に出資する十八親和銀行、アンカー・シップ・パートナーズのほか、地元長崎で同社の立ち上げに携わった多数の関係者が参加しました。また「ONE DEJIMA」に入社した社員や、６月までに入社予定の社員も加わり、改めて「ONE DEJIMA」の飛躍と成長に向けた想いを新たにしました。

遠山社長（前列左から３人目）とONE DEJIMAの関係者

「ONE DEJIMA」は、2023年12月に設立された「地域発のグローバルKPO(Knowledge Process Offshoring)」会社で、現法・代理店管理や市場調査、人事サポートなど企業の核となる知的業務処理を請け負うことを目的としています。シンガポールに本社を置くONEから業務受託を行う形で来月から本格的に営業を開始しつつ、将来的には他の国内外企業からの業務受託を目指すことで、グローバル企業の成長を長崎から支えます。また、ONEグループの人材育成の場としての機能を担うことも念頭に置いており、将来的にはONE本社などへのキャリアパスも確保する計画です。

ONE DEJIMAの遠山直人社長は開所式で、「関係者の方々、さらに入社される社員の方々の想いや熱意を目の当たりにし、改めて身の引き締まる思いだ。ONE DEJIMAのミッションである“長崎から世界を支える”の実現に向け、全力を尽くしたい」とあいさつしました。

 ONE DEJIMAのオフィス風景

■長崎市に新会社ONE DEJIMAを設立、2024年４月に営業開始へ（2023年12月）

Ocean Network Express Pte.Ltd.は2023年12月11日、新会社「ONE DEJIMA」を長崎県長崎市に設立し、2024年４月の営業開始を目指すと発表しました。詳細はこちらをご覧ください。

■新会社「ONE DEJIMA」においてパートナー２社からの出資受け入れを決定（2024年3月）

Ocean Network Express Pte.Ltd.は2024年３月12日、長崎に設立した新会社「ONE DEJIMA」について、株式会社十八親和銀行およびアンカー・シップ・パートナーズ・グループとの間で資本提携を結び、各社が新会社の株式を取得のうえジョイントベンチャー化することで合意したと発表しました。詳細はこちらをご覧ください。

◆オーシャン・ネットワーク・エクスプレス（ONE）について

オーシャン・ネットワーク・エクスプレス（ONE）は邦船３社の定期コンテナ船事業統合により誕生したコンテナ海運会社で、2018年４月にサービスを開始しました。事業運営会社をシンガポールに設立するとともに、地域統括会社を香港、シンガポール、英国、米国、ブラジルおよびアラブ首長国連邦に置き、世界約120カ国をカバーする180以上のサービスネットワークを通じて、信頼性が高く迅速な国際定期コンテナ輸送サービスを提供しています。